2007/06/08 (金)
■ [VirtualBox]VirtualBox 1.4.0 Released

Innotekは6日(ドイツ時間)、オープンソースの仮想化ソフトVirtualBoxの最新版「VirtualBox 1.4.0」をリリースした。対応プラットフォームはWindowsとLinux、個人および評価目的の場合は無償利用できる商用ライセンス版と、GPL が適用されるオープンソース版の2種類が提供される。Intel Macにも対応するが、現時点ではベータ版の提供にとどまる。
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/06/07/016/
すでに仮想化機能自体でお金を払ってもらうことはできなくなってきつつある。
あとは機能やサポート、そして他社の追随を許さないような独自性が最も重要なアピールポイントとなる。
VirtualBox 1.4.0では、ホスト側のプラットフォームにIntel MacホストとAMD64ホストを追加。新たにVMwareのディスクイメージ形式(VMDK)に対応、ディスクへの低レベルアクセス(Raw Disk)も可能になるなど、記憶装置のサポートが向上した。ユーザインタフェースの整備も進められ、日本語を含む12種の言語に対応するほか、クリップボードの同期などホスト側との相互互換性も改善されている。なお、USBサポートやフォルダの共有機能は、商用ライセンス版のみ提供される。
VMDKだろうとなんだろうと対応してしまうオープンソースの強みか。
機能はまだVMware WorkstationやMicrosoft Virtual PCに及ばないが、急速に機能を充実させつつあり、なかなか楽しみなアプリケーションになりそうだ。
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