2006/10/21 (土)
■ [Sun][VMware][Xen]Sunの仮想化戦略

Xenのサポートは2007年の予定。Solaris 10ベースの仮想マシンで、Solaris、Windows、LinuxをゲストOSとして動かすことができる。サーバー、データセンターの設置スペース節約が可能になる。
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/foreign/2006/10/18/8870.html
Solarisの上でWindowsやLinux…。なんだか自虐的な気もするのは私だけ?(^^ゞ
このほか、VMwareのサポートを拡大し、「Sun Fire X4600」およびブレードサーバーでVMwareの仮想化技術「VMware ESX 3.0.1」をサポートする。さらに、顧客サポート関連では、コンサルティング、教育、技術サポートを提供、仮想化技術の設計、実装、管理とライフサイクル全体を支援する。また、顧客向けのワークショップも展開する。
2006/07/12 (水)
■ [Sun][IBM]大型x86サーバ

Sun Microsystemsは、デュアルコア・チップを8個まで搭載可能なモデルを含むx86ベースのサーバ製品を今週発表する予定だ。同社は、新サーバの投入により、統合化/仮想化に取り組んでいる企業の大型システムへの移行が進むと期待している。
現在、ビジネス・ユーザーのほとんどが2ソケット・システムを使用している。アナリストによると、x86サーバ市場で出荷されている8ソケット・モデルはごく少数であり、システム・ベンダーによる製品提供もまだ本格化してないという。IBMはすでに8ソケットのx86システムを販売しているが、ヒューレット・パッカード(HP)は2003年に発表した8ソケット・システムの販売を昨年打ち切っている。
http://opentechpress.jp/enterprise/06/07/10/0858230.shtml
VMwareを使用した仮想化を行う場合、大型サーバによるスケールアップを目指すかブレードサーバによるスケールアウトを目指すかは難しい選択だと思う。
スケールアップすればハードウェアを統合するという仮想化の目標に即しているが、統合されたベースのハードウェアに障害が発生した場合の影響度は非常に大きくなる。スケールアウトはサーバの台数はある程度必要になるが、仮想サーバを分散配置して全体として管理することによってハードウェア障害が発生してもその影響度を最小限に抑えることができる。
個人的にはブレードサーバのような統一管理機能を持った一定数のサーバ全体を仮想サーバのためのサーバファームと捉え、その上に仮想インフラを構築するのが基本的に望ましいのではないかと考えている。
もちろん、場合によりけりだろうけれども。