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2006/10/28 (土)

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IDCアナリストジョン・ハンフリーズ氏は、今年9月に発表したリポート『世界の仮想マシンソフトウェア2005年ベンダーシェア』の中で、「仮想化ソフトウェアは、テストや開発、業務統合といった用途にとどまらず、高可用性や障害復旧の分野にも進出しつつある。これらの新しい利用例は、将来の成長と新技術の普及を促進するだろう」との見方を示した。

また同氏は、同じく9月に出されたリポート『世界の仮想マシンソフトウェア2006年2010年の展望』において、仮想化ソフトウェアの市場が 2009年には18億ドルを超える規模に拡大するとの見通しも示している。現在の市場規模は、およそ8億1,000万ドルであり、2005年の5億 6,000万ドルから46%の伸びだ。

http://www.computerworld.jp/mkt/sw/51589.html

仮想化は単に「仮想化」に留まらず、IAサーバが抱える様々な問題を解決する1つの方法になるからこそ急激に成長しているのだろう。

こうした仮想化ソフトウェア市場の急成長を牽引してきたのは、仮想化技術の先駆者とも言える米国ヴイエムウェアである。EMCの子会社であるヴイエムウェアは、同社が作り上げたこの市場を今も支配しており、同社の2005年の売上高は2004年の1億7,200万ドルから80%アップして3億1,000万ドルになった。IDCによると、2005年の同社の市場シェアは55%だという。

VMwareが単にクライアント環境における仮想化に留まらず、すぐにサーバ環境の仮想化に取り組みだしたことは先見の明があったといえる。Windowsデファクトスタンダードになった状況において、その下に仮想化という市場を作り出し、シェアを押させたことは非常に意味がある。

Microsoftとしてもこの状況に黙っていることはできないわけで、競争原理によって仮想化技術は急激に発展していくことになる。

「仮想化技術を導入する際は、仮想化の方法よりも、仮想環境の管理、運用サービス・レベルのほうを重視するべきだ。既存の管理ツールとの統合や管理機能の統合を図り、具体的なビジネスの課題を解決できるようにする必要がある」(ハンフリーズ氏)

結局仮想化を導入するということは、「仮想化レイヤー」という新しい管理対象を増やすことになる。

そうした意味で、仮想化は管理・運用面を中心に考慮して選択する必要があるだろう。

「共通のインタフェースフレームワークが開発されれば、幅広い選択肢ユーザーに提供することができる。そうなれば、仮想化ソフトウェア市場は今よりも活況を呈するだろう」とハンフリーズ氏は語っている。

どこまでが共通のフレームワークとなり、どこまでが各社独自のソリューションとなるか、まだ見えない部分が多いが、仮想化市場が成長する余地はまだまだあり、より熾烈な競争が繰り広げられることになることはほぼ確実だ。